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わが街・この人

我が街この人 vol.62

絵描き 渡辺 真弓さん(33歳)

栃木県北地域で、何かに頑張っている人をリレー形式でお届けします。
お名前:渡辺 真弓さん(33歳)
ご職業:絵描き
工 房:那須塩原市春日町
TEL&FAX:0287-63-7343
ご紹介者様:劇団A.C.O.A 鈴木さん
昨年度、初めて展示会を開催した時初日に訪れ、絵を購入していってくれたのが鈴木さんでした。渡辺さんも鈴木さんの演劇を見に行ったりと交流が始まりました。
渡辺さんについて
渡辺さんは、栃木出身。小さい頃から絵画に興味があり、小学生ながらに近くの画家さんの元に弟子入りをし、油絵の勉強をしていました。その後も中学、高校と美術に携わり腕を磨いていったのです。短大でも油絵を専攻し、その後は印刷会社で働いておりました。しばらく絵を離れていましたが仕事中に腰を痛め、休養中に再び絵を描き始め、絵の魅力を思い出し…今に至ります。
「人前に出しても見られる絵を描けるようになったかな、と思いまして」
渡辺さんは、左写真のような個性的な絵を描きます。「この絵は**さん」と分かるような絵を描くのって難しいんですよね。使用している絵の具は、リキテックス(アクリル絵の具)と油 絵の具。油絵の教室もやっています。
写真は、以前我が街この人でもご紹介しました那須の661st内の「アートショップ向井」にて絵画展を開催したようす。
ちなみに、絵についていた価格はは額を含めての値段。額は家具を作られている平山さんのオーダーメイド品でした。
「ちょっと高めですが、頼み込んで作ってもらいました」とのこと。木の額は厚みがあってやわらかな色合いといい、ふんわりした渡辺さんの絵とマッチしてますよね!
渡辺さんの絵は、なんとも個性的な絵。もともとは静物や人物、風景画などを描いていました。現在のような絵を描くようになったきっかけは、生徒さんでもある子供達でした。渡辺さんは自宅にて油絵教室を開いており、生徒さんは子供から大人まで幅広くいらっしゃいます。絵を描く際に見たままを描くのではなく、頭の中で色々と組み立てて、そのモデルを全く違うように描きだす子供達の発想に感銘を受け、オリジナル溢れる絵を描くようになりました。様々なポーズは、すべてイメージで描いているんですよ!
「子供達と出会わなければ、この絵は生まれなかった」と渡辺さん。大人じゃ見つけられないものを見つける子供達には、たしかに驚かされますよね!自分も常にアンテナを磨いておきたいものです。
渡辺さんの絵に登場する2匹のわんちゃんはペットのわんちゃんをモデルにしています。白いわんちゃんは「オカラ」15歳となかなか長生きのメス。茶色のわんちゃんは「ハンブン」こちらは10歳のメス。ともに捨てられていたのを渡辺さんが拾って育てて…今に至ります。
わんちゃんを描くのがお好きなのですか?と尋ねたところ「絵を描くのにこだわりは無いので、もしネコを飼っていたらネコだったかもしれませんねー」とのこと。イメージで色々描いてみるのも…楽しいかも?
これからについて
「自分が描いて、気持ちのいい絵を描いていきたい。それを好きになってくれる人が現れてくれると嬉しいですね」と渡辺さん。難しいですが、絵描きなら忘れちゃいけないことですよね、自分が描きたい絵を描くことって。
ラクガキでもいいから、一枚でも多く描くことが上達につながる―と、渡辺さんは毎日簡単な絵を手帳に描いています。そこから生まれた作品もあるとか。
今後についてお聞きしたところ「もっと発表出来る作品数を増やしたいです」とのこと。忙しくなって、楽しく絵を描くことを忘れないでくださいね!
右上の写真は、渡辺さんのおじいさまを描いた「じいちゃん」という絵です。普通の人物画などを描いてもお上手ですね! ペットの写真をアレンジして描くサービスも引き受けています。
価格やお時間は要相談とのこと。また、渡辺さんの作品は661のアートショップ向井さんにてお取り扱い中!那須にお越しの際には、是非立ち寄ってみてください。
気さくで明るいお人柄の渡辺さん。今後は、どんな動物のどんなアレンジを生み出すのか楽しみです。これからも、楽しく絵を描き続けてください。応援しています!

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