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わが街・この人

我が街この人 vol.89

山本畳店 2代目社長(次期)山本 博一さん(39歳)

栃木県北地域で、何かに頑張っている人をリレー形式でお届けします。
■お名前:山本 博一さん(39歳)
■ご職業:山本畳店 2代目社長(次期)
■ご住所:栃木県那須塩原市西大和5-10
■連絡先:TEL:0287-36-1787
■ご紹介者様:中里工業株式会社 中里さん
那須塩原市(西那須野)青年部会のお仲間です。
山本畳店は 山本さんで二代目となる、那須塩原市(旧西那須野)にある畳屋さんです。畳離れの多い昨今ですが 、「畳のある生活」をテーマとして、社長(お父さん)と2人、日々頑張っております。
お店に来ていただいたお客様には、作業場の真ん中に設置された1畳の畳の上(もちろん新品)に実際に座っていただき、畳の感触を味わいながら山本さんとの畳トークを交わす。なんとも面白い仕様です。
普段生活する中、畳情報などはTVでも見ないため、お話を聞いていくうちに畳の進化に感動しました。
畳の交換頻度についてお聞きしたところ「4~5年程度で一度裏返し、その後傷みが出てきた頃、ござを交換します」とのお返事。ちなみに、価格は「表かえ(一度裏返すこと)」は1枚6,000円程度。大抵は朝にお預かりし、夕方にはお部屋に戻します。「家具が載っている状態でも専用の道具でどかして作業するのでご安心ください!」とのこと。
ちなみに今まで1日にお預かりして作業した最高枚数は?とお尋ねしたところ30枚弱との回答がありました。…30枚を戻すのも大変そうですね!そして、やっぱりありました若い人に人気のカラー畳。通常サイズと写真のようなパネルサイズなど、ご要望に合わせて作れます。お値段は通常のものより高めですが、畳表(ござ)の交換頻度がずいぶん減るのに加え、丈夫で水などを こぼしても弾くので汚れにくいというメリットがあります。その理由は、材料に和紙を使用しているからなんです。
下の写真を見る限り、折った際の強度が全然違うのがわかります。草に比べて毛羽立ちにくく、一本一本ていねいに編みこんであります。い草で作った畳よりも目が細かいので、掃除もしやすくなりますね!
「個人店のフットワークのよさをウリにしたい」と語って下さった山本さん。
畳営業活動の一環として、山本畳店も「そすいスクエア アクアス」の広場で毎週第一日曜に行われているビューティフルサンデーに、今年の一月から参加しています(左写真)。出展はなんと、会場に畳を敷いてのカルタ大会でした!
「青年部に入り様々な人に出会い、色々なイベントをしていくうちに、あれもこれもしたい、と思うようになってきました」とのこと。お忙しそうですが、やりがいがある仕事。楽しそうでなによりです。
「今後については、畳をテーマに色々と手掛けていきたいです」
なかなか一般の方に伝わらない畳の新製品情報はもちろん、デニム製の畳や携帯ストラップ等、畳を利用したアイデア作品なども考えているようです。
左のイラストは「畳マン」…山本畳店のオリジナルキャラクターとして山本さんがデザインを手がけました。どことなく山本さんに似ているような?それもその筈、 山本さんご自身が畳マンに扮し、地域の平和と畳を愛するヒーローとなる(予定)なんです。
ビューティフルサンデーにて畳マンが見られる日が楽しみです。「戦隊にしたいですねー」とも仰られていたので、皆のヒーロー、ビューサン戦隊が出来るのが楽しみです。
アクションのしすぎで筋肉痛にならないよう、頑張ってください。
ビューサンに参加しはじめた山本さんは、なんともエネルギッシュな方でした。仲間内で企画して始めるのって凄く楽しいですよね。
それが仕事にもつながるなんて、とても良いイベントだと思います。
仕事以外の趣味は?とお聞きしたところ「子供たちとよくスキーに行きます」と答えてくれた山本さん。双子のお子さんと奥様のお写真も送ってくれました。お忙しいところ取材にご協力いただき、ありがとうございました!

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