西那須野駅前にある、太陽のマークがついた門が特徴的なお店…気になっていた方も多いのでは？
そのお店が、今回ご紹介する渡辺さんがオーナーを務める、レストランバー「QuattroCrewColors（クワトロクルーカラーズ）」なんです。元々、米蔵として使用されていた建物を改造し、お店として使っているとか。門や壁で囲まれているのは「ここは非日常な空間にしたいから」とのこと。外から見えないようになっています。同じ理由で、時計も設置されていません。
お食事する方にとっては、何とも落ち着ける空間ですよね。

渡辺さんは、那須塩原市のお生まれ（西那須野地区）です！お母様がこの「QuattroCrewColors（クワトロクルーカラーズ）」の家屋で「メランツァーナ」という名で営業をしていました。ご記憶の方も多いでしょう。東京で色々なレストランやカフェで働き、経験しそして、25歳で地元に戻りました。そして『好きなようにしていいから』と店を譲り受けたのです。

アメリカ留学で得たことはたくさんありましたが『何でもないような小さいことで喜ぶ、そして楽しむ』ということ…と、渡辺さん。
いわゆる感情表現が上手なんですね。このことが友人関係や、接客に関しても大きなプラスとなっているような気がします。 お店の代表であっても、だれも渡辺さんを『代表』とか『店長』と は呼びません。名前でよばれていましたよ。
スタッフとフレンドリーな関係でありたい。そして、今後お店に関わっている 皆が潤って幸せになれればいいな…と。
こんな考え方をしてくれるトップだからこそ、オープン以来ずっといるスタッフが多いし、 辞めたアルバイトさんのリターンがあったりするのでしょうね。 渡辺さんは結婚をしており、4歳と2歳になるお子さんのパパでもあります。
奥様はお店には出ていないものの、デザイナーとして お店のロゴデザインや各種紙・WEB媒体の作成など、陰で支えているんです。
皆さん沖縄が大好きで、毎年行っているのだとか。お酒のメニューに『泡盛 』があったりしますが、酒蔵をたくさん巡り、お眼鏡にかなった泡盛なんですよ。 お店に入って出てくるお茶が、沖縄名物の「さんぴん茶」だったり。
バイタリティと個性溢れる渡辺さんのような方は、最近とても貴重です。今後もこのまま、熱く走っていってください。