大田原市のお生まれ、宇都宮にしばらくお住まいでしたが15年ほど前からここ那須塩原（大田原市との境のところ）に移り住み、ご自宅でフラワーデザイン教室を営まれています。
先生がおっしゃるには趣味半分とのことですが、生徒さんも多く先生ご自身のセンスは推して知るべし。花に囲まれたお暮らし振りを垣間見させていただきました。お子様方はすでに独立され先生の愛情は、まっすぐチワワのサラちゃんと花々に注がれています。ご自宅リビング部分が教室となっており、週に4日生徒さんがレッスンにいらっしゃるんです。いたるところに生花の作品やブーケ。シルクフラワーがあり、まさに花園でした。

フラワーデザイン教室アートサロン花
公益社団法人日本フラワーデザイナー協会（NFD)公認校
 
教室の看板が庭先にありますが、庭も先生のデザインで設計されています。
春になると、色とりどりの花で埋るようです。
レッスンは個人指導で、基本的な技術を習得するフレッシュレギュラーコースとライセンスを取得するためのコースがあります。日本フラワーデザイナー協会公認校であるこちらでは、この教室にて文部省の許可を受けたフラワーデザイナー組織の資格取得の受験をすることができるのですよ。また厚生労働省認定のフラワー装飾士の受験コースもあります。プロ中のプロを目指すための資格ですよ。
他にもプリザーブドフラワーコース、レカンフラワーコース等があります。

ご結婚後に資格をとられたようですが、資格を生かして楽しい日々を送れるのは素敵なライフスタイルだと思います。
教室におじゃました際にはNFD資格取得を目指す生徒さんがお二人いらしていました。おふた方ともご近所の生徒さんです。この日は生花のキャスケードブーケをレッスンしていました。キャスケードとは階段状に水の落ちる滝という意味。まさに 、上から下に流れる落ちる花のような逆三角形のデザインのブーケのことです。
花嫁さんが持つあれですよね。
真ん中の芯の部分ブーケホルダーに花材を差し込んでいくわけですが、下の流れるような部分はあらかじめワイヤーを使い花をお好みの場所に添えて置くんです 。そして、ブーケホルダーにワイヤーで固定していきます。
このラインをつくることがなかなか難しいようですね。試験では1時間30分で作り上げるのですが、この日はお二方とも試行錯誤、先生に質問しつつ何度もやり直しながら作っていました。
右のキャスケードブーケが練習の末出来上がった作品です。最近はお正月のアレンジ、クリスマス、バレンタイン、母の日とかイベントごとに習いに見える生徒さんも多いのだとか。 またディスプレー、ブーケ、コサージュ、花束やアレンジメントなどもお受けして下さいますよ。

ご結婚する生徒さんへのプレゼントということで作ったキャスケードブーケの見事なこと。お色直し用ドレスのバック形のブーケ はとてもかわいい。
右はとても愛らしいユーカリローズ （ユーカリの葉）です。
『基本は花が好きという気持ちから』
男性の生徒さんが結婚相手にブーケをプレゼントしたというお話にも感動しました。花は愛でるだけでなく感動をも与えてくれます。